コンピュータの移行
ここにある手順に従って、コンピュータを移行できます。
警告
移⾏中、コンピュータは保護されていません。
コンピュータを Sophos Central に移行するには、次の手順を実行します。
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Sophos Central Migration Tool を開き、Sophos Central に接続して、「Full assessment and migration」(完全な評価と移行) を選択します。
Sophos Central にアクセスするための移行パスフレーズがまだない場合は、設定するようメッセージが表示されます。
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現在の状態では移行できないコンピュータを修正します。たとえば、Sophos Central でサポートされていない機能をオフにします。
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準備ができているコンピュータを選択します。
準備ができているコンピュータのみを表示するには、画面上部の「Ready」(準備完了) をクリックします。
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移行前にコンピュータのフィルタリングを行います。次の手順を実行できます。
- 列ヘッダー (たとえば、「Group」(グループ)) のフィルタリングのアイコンをクリックし、フィルタリングする用語を入力します。
- フィルタリングに使用できるさまざまな列を表示します。テーブルのヘッダーを右クリックし、メニューから選択します。コンピュータをフィルタリングしても、「Ready」(準備完了) の数は変わりませんが、UI の右下に表示される数字は、フィルタリングした数を示します。
フィルタをクリアするには、「View > Filters > Clear All」(表示 - フィルタ - すべてをクリア) を使用します。
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コンピュータをハイライトし、「Select」(選択) をクリックして移行するコンピュータを選択します。
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「Migrate」(移行) をクリックし、確認メッセージで「Yes」(はい) をクリックします。コンピュータは、次にスケジュールされたアップデートが実行されるまで「Pending」(保留中) 状態になります。
注
コンピュータが長時間「Pending」(保留中) 状態になっている場合は、タイムアウト警告が表示されます。
移行が開始されると、コンピュータの状態が「Migrating」(移行中) に変わります。
注
コンピュータのアップデート間隔とネットワーク接続によっては、移行に最大 2時間かかる場合があります。リモートの Sophos Update Manager からアップデートを行うコンピュータの場合は、さらに時間がかかることがあります。
注
コンピュータによっては、コンピュータが保護されていないことを示す Windows アクションセンターの警告が表示される場合があります。移行後には警告が消えます。
注
移行中は、Sophos Central に表示されるコンピュータが、依然として Sophos Enterprise Console で表示・管理可能な場合もあります。
移行が完了すると、コンピュータは「In Central」ビューに移動します。
移行が正常に完了しなかった場合は、影響を受けるコンピュータは「Error」(エラー) ビューに移動し、詳細が表示されます。
これで、移行されたコンピュータを Sophos Central で表示できます。次の手順を実行します。
- Sophos Central で、コンピュータを再起動する必要があるかどうかを確認します。移行ツールにはこれは表示されません。
- コンピュータのフルシステムスキャンを実行して、移行中にコンピュータが侵害されていないことを確認します。
- コンピュータに適切な Sophos Central ポリシーが適用されていることを確認します。
すべての管理対象コンピュータを移行したら、Sophos Enterprise Console 管理サーバーを移行できます。
注
移行後は、設定した Sophos Central API トークンを削除することを推奨します。
その他のリソース