移行アシスタントの実行
移行アシスタントは、Sophos Mobile から Sophos Central にデータを移動します。
警告
移行するアカウントに、他の管理者がサインインしていないことを確認します。オンプレミス Sophos Mobile サーバーの場合は、他の管理者がスーパー管理者アカウントにサインインしていないことも確認します。
移行アシスタントの起動を開始した後にデータが変更された場合、移行されたデータで矛盾が発生する可能性があります。最悪の場合は、すべてのデバイスを再登録することが必要になります。
この制限は、「エクスポートのプレビュー」ページの「次へ」をクリックした時点から最初のデバイスが移行されるまでの期間が対象となります。
警告
移行アシスタントで「移行の開始」をクリックした後は、移行を元に戻すことはできません。
警告
iPhone、iPad、Mac、または Windows コンピュータを移行する場合は、移行後も Sophos Mobile サーバーを稼働させておく必要があります。これらのデバイスは、移行後も Sophos Mobile サーバーに接続されたままになります。
なお、ライセンスや Sophos Mobile サーバーのソフトウェアを更新する必要はありません。移行後、サーバーの負荷は軽減されるため、サーバーハードウェアの縮小を検討することもできます。
移行アシスタントの実行
次の手順を実行します。
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Sophos Mobile Admin にサインインします。
オンプレミスの Sophos Mobile サーバーの場合は、移行するカスタマーの管理者としてサインインします。
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サイドバーのメニューの「設定」の下の「セットアップ > Sophos セットアップ」を選択し、「移行」タブを選択します。
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「ご案内」ページに表示される情報を読んで、同意します。
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「エクスポートのプレビュー」ページで、問題がないかどうかを確認します。
: 移行をブロックする状態。移行を開始する前に、問題を解決する必要があります。
: 移行アシスタントがデータを変更する状態。変更に同意する場合は、対処は不要です。
項目の上にマウスをかざすと、問題の詳細が表示されます。
最新でないアプリをアップデートする方法については、Sophos Mobile アプリのアップデートを参照してください。
その他の問題については、移行の問題を参照してください。
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「次へ」をクリックします。
移行アシスタントがデータを変更する必要がある場合は、それが開始され、数分かかることがあります。
「エクスポートのプレビュー」ページで変更を確認し、もう一度「次へ」をクリックします。
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「対象の選択」ページで、Sophos Central アカウントからダウンロードした移行トークンを使用して、
sophosmobile_migration.target
ファイルをアップロードします。 -
「インポートのプレビュー」ページで、問題がないかどうかを確認します。
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「移行」ページで「移行の開始」をクリックします。
移行フェーズ
移行は次の 2つのフェーズで実行されます。
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データの移行フェーズ (以下の画像では「1」と表示) では、移行アシスタントによって、ユーザーアカウント、ポリシー、アプリケパッケージ、文書ファイル、およびその他の設定がコピーされます。タスク、警告、プライバシー関連イベントの履歴は移行されません。
データを移行可能にするために、移行アシスタントによって実行される変更を除き、Sophos Mobile でデータは変更されません。
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デバイスの移行フェーズ (以下の画像では「2」と表示) では、移行アシスタントによってデバイスが転送されます。詳細は、デバイスの移行を参照してください。
移行中は、Sophos Mobile でデータを編集することはできません。デバイスアクション、ロック、登録解除、ワイプ、削除のみを使用できます。
設定によっては、移行を完了するためには、Sophos Central でいくつかの手動タスクを実行する必要があります。
詳細は、追加の移行タスクを参照してください。