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スパム対策

メールを分析して、カテゴリに分類できます。

スパム対策」では、各カテゴリで実行するアクションを選択できます。

隔離の設定」を選択することもできます。

スパムおよびバルクメール

各メールメッセージを解析し、スパムのスコア付けをします。高いスコアは、メッセージがスパムである可能性が高いことを示します。

スパムスコアに応じて、メッセージは次のカテゴリに分類されます。

  • スパムと確認されたメール: 既知のスパムやスパムと確認されているパターンを持つメッセージ。
  • バルクメール: メーリングリストから送信されるニュースレターなど、大量送信される、送信を要請済みのメッセージ。
  • スパムの疑いがあるメール: 既知のスパムやスパムと確認されているパターンを持つメッセージと確認されていないが、疑わしいメッセージであると識別されたメッセージ。

    スパムの疑いがあるメールの捕捉率は、スライダーを使用して変更できます。スライダーをより高いレベルに移動すると、より積極的に検出が行われます。Sophos Central は、疑わしいスパムメッセージをレベルに基づいて分類します。たとえば、L3 スパムレベルに対応するメッセージは、メッセージ履歴で「疑わしい L3」としてマークされます。

    このバージョンのヘルプが公開された時点では、スパムの疑いがあるメールへのこの機能はリリースされていない可能性があります。

  • 許可されていない国: メール セキュリティ ポリシーで許可しない設定されている国から発信されるメッセージ。

  • 許可されていない言語: メールセキュリティポリシーで許可しないと設定されている言語を含むメッセージ。

アクション

カテゴリごとに、次のいずれかのアクションを選択します。

  • 隔離: メッセージは隔離されます。安全であることを確認できたら、隔離されたメッセージをリリースできます。
  • 配信: メッセージは、チェックのために次のスパム対策機能に配信されます。メッセージがユーザーに送信されるわけではありません。
  • 削除: メッセージはすぐに削除されます。
  • 件名にタグを追加: メールにタグが追加され、ユーザーに配信されます。タグは、メッセージの件名の先頭に表示されます。独自のタグ (最大 30文字) に変更できます。

エンドユーザー隔離エリア」にメッセージを送信することもできます。詳細は、エンドユーザー隔離エリアを参照してください。

メッセージは、「悪意のない」ものとして SophosLabs に送信できます。これは、検出方法の改善に役立てられます。

隔離された「マルウェア/ウイルス」や「悪意のある URL」メッセージが解放されると、ユーザーは新しいメールを受信します。この際、元の悪意のあるメールはパスワードで保護された zip ファイルとして添付されます。新しいメールには、zip ファイルを開くためのパスワードが含まれます。

メールに、インターネット監視財団の有害サイトの URL リストにあるリンクが含まれている場合、ソフォスはそのメールを削除することが法律上義務付けられています。また、メッセージの履歴を含め、Sophos Central 内のどこにもそのリンクを表示しないことが法律上義務付けられています。詳細は、次を参照してください: IWF: URL リスト

このようなメールは常に削除されます。メールセキュリティポリシーの設定内容は使用されません。

デフォルト設定

デフォルトの設定は次のとおりです。

  • マルウェア/ウイルス: 削除
  • 悪意のある URL: 隔離
  • スパムと確認されたメール: 隔離
  • バルクメール: 隔離
  • スパムの疑いがあるメール: 件名にタグを追加

各カテゴリは、「隔離」に設定することを推奨します。なお、「マルウェア/ウイルス」は、「削除」に設定することを推奨します。

セキュリティ上の理由から、メール本文のサイズが過度に大きいメッセージは隔離されます。