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メッセージのサマリーレポート

メッセージのサマリー」レポートは、Sophos Email Security によって処理された、保護対象メールボックス内のメールの詳細を表示します。

このオプションは、ライセンスに Sophos Email が含まれている場合のみに表示されます。

レポート > Email Security > メッセージのサマリー」を参照します。

Sophos Gateway と Sophos Mailflow の両方に接続しているドメインがある場合は、「種類」をクリックして、表示するいずれかのドメインを選択します。

過去 365日以内に処理されたメッセージを表示することができます。デフォルトで、過去 30日間に処理されたメッセージが表示されます。

方向: ドロップダウンメニューで「受信」または「送信」を選択し、受信または送信したメッセージを表示します。

デフォルトで、スキャンされたすべてのメッセージがレポートに表示されます。

メッセージのサマリーレポートの形式はインタラクティブです。グラフのカテゴリ凡例を選択または選択解除して、最も関心のあるカテゴリに焦点を合わせることができます。表のエントリをクリックすると、「メッセージ履歴」に移動して詳細を確認できます。

受信メッセージは、次のように分類されます。

  • リアルタイムのブロックリストでブロック: ブロックされた送信 IP アドレスからのメッセージ。
  • 企業のブロックリストでブロック: エンタープライズブロックリスト (受信許可/ブロック) に登録済みのメールアドレスから送信されたメッセージ。
  • ウイルス: ウイルスを含むメッセージ。
  • スキャン不可能: 脅威検索できなかったメッセージ。
  • Intelix 脅威: SophosLabs の Intelix サービスによって脅威として検出されたメッセージ。
  • 悪意のある URL: 悪意のある URL リストにあるリンクを含むメッセージ。
  • 偽装: 偽装対策のチェックに失敗したメッセージ。
  • スパム: 既知のスパムの特徴を含むメッセージ。
  • バルクメール: ニュースレター、メーリングリスト、および他の形式の送信を要請済みのメール。
  • 認証エラー: DMARC、SPF または DKIM による認証チェックに失敗したメッセージ。
  • データコントロール: データコントロール ポリシーに違反したメッセージ。
  • 正規: 安全であると分類され、配信されたメッセージ。

送信メッセージの状況サマリー」には、次のメッセージカテゴリに関する情報が表示されます。可能な限り、脅威検索が実行される順序は次のとおりです。

  • ウイルス: ウイルスを含むメッセージ。
  • スパム: スパムとして判断されたメッセージ。
  • データコントロール: データコントロール ポリシーに違反したメッセージ。
  • セキュアメッセージ: TLS、S/MIME、またはプッシ暗号化や Portal Encryption によって保護されたメッセージ 。
  • 正規: 安全であると分類され、送信されたメッセージ。

表とグラフ

メッセージテーブルには、表示されている日ごとに処理されたメールメッセージの数が表示されます。選択した日付とすべてのメッセージタイプが反映されます。列はカテゴリ別に並べ替えることができます。

リンクされている任意の番号をクリックすると、その日、該当する検索の種類に失敗したメッセージのメッセージ履歴に移動できます。詳細は、メッセージの履歴レポートを参照してください。

リアルタイムのブロックリストでブロック」のエントリは、「メッセージ履歴」に含まれていないため、クリックできません。これは、検索プロセスの早い段階 (SMTP コマンドの実行中) にブロックされたメッセージに関する情報がほとんどないためです。

グラフには、指定した期間において、1日に処理されたメッセージ数が表示されます。

グラフの上にカーソルを置くと、任意の日のメッセージの内訳を表示できます。また、グラフの凡例を選択または選択解除することで、グラフにカテゴリを含める、または除外することもできます。これによって、最も関心のあるカテゴリに集中することができます。